「RPAの得意なこと」を発見するための『業務分析』とは

RPAツールは全ての業務を自動化する「便利道具ではない」ことは前回お伝えしました。
では、RPAツールが得意なことを自動化するにはどんな下準備が必要でしょうか?日経統合システムでは、3つのStepで業務を「見つめなおす」ことが重要と位置付けています。
現状業務を把握する
業務の最適化を意識する
ツールが合っているか確認する
ご自身の部署の業務、誰がどんなことをどうやって実施しているか把握できているでしょうか。手順が明確化されていれば、部署内で共有や分担することが可能になり、それだけでも属人化を防止することができます。業務フローの課題を認識することができるので、RPAツールの導入ありきの「RPA失敗事例」にならずに済みます!
最適化を意識することも重要なポイントです。RPAツールで自動化するには、RPA(ロボット)に業務を代行してもらうわけですから、手順書・作業の道筋をクリアにする必要があります。手順がすっきりしていることは、自動処理のスピードUPにもつながりますので、手順をどれだけシンプルにできるか・無駄を省くことができるかを見つめなおすのは大切なことです。
最後に、RPAツールに適しているのかを考える必要がありますね。RPAが「苦手なこと」に「人間の判断が必要なもの・手順が非定型な作業」があります。すべての人間の判断を自動化できないというわけではなく、判断基準をRPA(ロボット)が認識できるルールとして設定できれば、自動化の可能性もあります。また、判断の前後の処理を自動化することでも効率化につながるケースもあります。今は「どの業務のどの部分は自動化できない」という例外を把握しておくことで、新しいツールの登場で課題を解決する可能性も見えてきます。
日経統合システムの業務分析サービスは「簡易分析」と「詳細分析」の2種類あります。
◆簡易分析
簡易分析は、専用のExcelシートにお客様の業務の概要・手順・利用アプリ等の情報を記入して頂きます。
1週間程で、記入頂いた業務のフィードバックをさせて頂きます。RPA『見込みアリ!』の業務については、詳細分析に進んで頂くことをおすすめしております。
無償で実施します。
◆詳細分析
詳細分析は、簡易分析からさらに踏み込んでより詳しくヒアリングをします。お聞きした業務内容を、分析チームが業務手順ごとに現状分析します。
詳細分析により、RPA化する流れがはっきりと見えてくると思います。
分析期間は1か月程度、こちらは有償で実施致します。
日経統合システムでは、まず「業務の整理」「業務の分析」からスタートし、どの業務フローがDXやRPAに向いているかを選定します。現状の業務を見つめなおす「伴走」支援も行っていますので、RPAのお困りごとをお気軽にご相談ください。効果を明確に見える化したうえでツールをご提案します。
簡易分析で使用する、専用のExcelシートもすぐにご覧いただけます!
ぜひお問い合わせください。